分析から理論へ
ルネッサンスから現代までの大作曲家について
和声・対位法に関する語法(スタイル)を分析した理論書です。
- 作曲家固有の和声語法を分析結果から抽出しています。
- 対位法では、バッハとジョスカンのスタイルをメソッド化しています。
- 和声分析の考え方や方法を提示しています。
- 現状の和声法・対位法についての問題点やその対処法などを説明しています。
私自身、作曲家のスタイル分析に、たくさん時間をかけてきました。
もし、こういった内容の本が前にあったら、だいぶ時間が節約できたような気がします。
こういった意味で、新しい世代の作曲家や音楽理論を勉強している人の役に立てればと思います。
ただ、この本は専門的なので、初心者向きではありません。
質問は受付けますが、内容を正しく理解していないままの批判はできれば受けたくありません。
それで、まずSampleとして本の一部「M.ラヴェルの和声語法」を公開しますので、一読してください。
サンプル 2.1 M.ラヴェル(PDF)
これに何らかの価値があると思い、すべて読んでみたいと思われる方は、
全文のPDF(196ページ)を1Coin(500円)で販売しますので、
メールでご連絡ください。
(返信でPDFを添付しますので、指定振込先に500円を振り込んでください)
目次
まえがき/本書の方針/概要 1章 理論の現状 1.1 成り立ち、現状と問題点 1.2 理論の基礎 1.3 理論のありかた 1.4 まとめ 作曲理論 年表 理論書の文献 2章 スタイルからの和声法 2.1 M.ラヴェル 2.2 R.シューマン 2.3 G.フォーレ 2.4 後期ロマン派の和声語法 2.4.1 ブルックナーの和声語法 2.4.2 マーラーの和声語法 2.4.3 R.シュトラウスの和声語法 2.5 武満 徹 3章 スタイルからの対位法 3.1 バッハのコラールによる対位法 3.2 ジョスカン・デ・プレによる対位法
参考楽譜の音源
ジョスカンのファンタジー
最高のうちで最高の人
実施例の音源(モードのコラール)
Aus tiefer Not
Durch Adams Fall
実施例の音源(ジョスカン・デ・プレによる対位法)
実施例1
実施例2
実施例3
実施例4
実施例5
実施例6
実施例7
実施例8
実施例9