形式の論理
本書は、ソナタ形式についての考察です。
ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827)の、
- ピアノソナタ 全曲
- 弦楽四重奏曲 全曲
- 交響曲 全曲
の1楽章を分析し、ベートーヴェンがどういった考え方(論理)で
曲を構成しているのかを見つけ出そうとした結果です。
- 形式分析で必要となる考え方
- 実際の形式分析のやり方
- ソナタ形式を作る時の原則
などを説明しています。
付録にピアノソナタ全曲(1楽章)の分析表が付いています。
読者には以下のような方を想定しています。
- ソナタ形式を作りたい。
- ソナタ形式を知りたい。
- ベートーヴェンの謎を知りたい。
この本は、楽典程度の知識が必要です。
初心者向きではありません。